先週で柔道の授業が終わりました。初めて柔道を経験する生徒がほとんどで、最初は帯の結び方に苦労する生徒も多く見られました。柔道の基本精神は「礼に始まり礼に終わる」という言葉で表されます。 相手に敬意を表するため、心を込めて礼をするのだといわれています。 「相手に敬意を表することから始まり、信用を得、成果につなげる。」そんな柔道の授業は、始めに目を閉じ黙想(もくそう)で頭の中を「無」にします。挨拶も普段と違い、正座の姿勢から座礼で始めます。柔道をやる上で必要不可欠な技術として「受け身」がありますが、受け身の練習と同時に、けさ固め・体落とし・大外刈りなど、多くの技も学びました。最後の授業では試合形式の乱取りを行い、本気で組み合う姿がとてもたくましく見えました。
礼に始まり礼に終わる…柔(やわら)の道
