八丈町相談窓口一覧

厳しく付けます

三原中学校では、生徒の学力を「パフォーマンス課題」で評価する取り組みをしています。「パフォーマンス課題」とは「学習した知識・技能を統合して使いこなす力を求める課題」で、個々が研究し内容を作文や発表、討論などの言語表現の中で生徒の学習状況を評価する機会となります。リアルな場面で知識・技能を統合してどのように思考・判断し、主体的な態度を伴って表現できるのかという、真の学力を測るのに最も必要な観点であり、三原中の探究学習のベースとも言えます。

どの教科でもこの取り組みを始めていますが、今日は保健体育の授業で実施していました。授業は1・2年生が合同で、2年生の作った体つくり運動を実際に1年生に体験してもらって、1年生からの感想を聞くという内容です。

モニターには今日のねらいと流れが表示

先生から生徒のプランのいいところの解説

 

 

 

 

 

しっかりと今日の授業の内容のねらいとプランの中ですぐれた点のレクチャーを受け、みんなが何を学ぶのか明確にしてからスタートします。2年生は2グループに分かれ、それぞれに準備し、プレゼンに備えます。

こちらはダンス中心に

こちらはストレッチと縄跳び

 

 

 

 

 

それぞれ心拍数が130以上になるようなエクササイズを音楽にのせて楽しく取り組めるように考えました。先生から「心身ともに健康になったか」というお題を与えられているので、「心」も明るくなるようなエクササイズをプレゼンしなくてはなりません。1年生に体験の後にどうするか分かるか?と質問すると元気に「厳しく(評価を)付けます!」という答えが返ってきました。それも大事ですけど「楽しく取り組めたか」「目的に沿った運動になっていたか」を考えて評価しましょう…と、そんなやりとりの楽しい授業でした。2年生が1年生の先生になり、また1年生が2年生の先生になる。三原中ならでは1コマですね。

運動後には学習した通り心拍数を測ります

2年生に教えてもらうのも自然

タイトルとURLをコピーしました