平成29年度 三原小学校 授業改善プラン

教科

学年

課 題

原 因

課題解決のための方策

 

 

 

 



・事柄の順序や場面のようすを、文章の内容に沿って正確に読み取る力を付けることが必要である。 ・文章中の語句等の意味や使い方の理解が不十分である。
・文章をまとまりごとにとらえる力が不十分である。
東京ベーシックドリルを使った学習を週1,2回以上実施し、ひらがな、漢字などの書きとる力、言葉の使い方等を、繰り返し練習する。
繰り返し音読練習をしたり、ワークシートを活用したりして、文章の内容を順序やまとまりごとにとらえる力を付けさせる。


長文や複雑な説明文を読み解く力を向上させる必要がある。

 

 

・語彙力や漢字の知識の定着が不十分である。
・文章を段落や場面ごとに構成を意識して読む力が不十分である。
東京ベーシックドリル(2・3年生)を使った学習を週1回以上実施し、漢字の書き取り、基礎的な文字の習得、文章を読むことについて全員が習得できるまで指導する。
文章の内容を読み取る学習では、語句を調べる学習で語彙力を増やしたり、段落ごとのまとまりや文章の構成に気付かせたりして、段階を踏んで学習を進める。ワークシートを効果的に活用し、個別指導を行う。


・目的に応じて読んだり、伝えたいことを明確にして書いたりする力を身に付けさせる必要がある。
・言語に関する知識,理解を高める必要がある。
・目的をもって読むこと、書くことの経験が不十分である。
・個人差が大きいが、漢字や語句といった基礎的に課題があるため。
自分の課題を解決するために,読んだり書いたりする力を高めるために,毎単元において,ねらいにせまることができる言語活動を設定する。
東京ベーシックドリル(3・4年生)や復習のプリントを使った学習を週2回以上実施し,言語に関する基礎的な知識を確実に身に付けさせる。
文や文章を書く際には,教科書の巻末資料「ことばの宝箱」「学習に用いる言葉」を用いて,言葉に関する活用力を高める。






・整数の計算や、文章題の立式を正確にできるようにする必要がある。

・計算練習が十分でない。
・文章中の語句の意味を理解し、立式が行えていない。

東京ベーシックドリルを使った(1・2年生)を使った学習を週1〜2回実施するとともに、子供たち自身ができるようになることが分かる授業を行う。
文章中の語句をもとに、立式する指導を繰り返し行う。


・文章問題を読み、内容を理解して、立式し答えを求めていくという力を定着させていかなければならない。 ・基礎基本が十分に定着していない。
・文章問題で、重要となる言葉や数字を見つけることができていない。
東京ベーシックドリル(2〜4年生)を使った学習を週2回以上実施し、全員が全問間違えずに計算できるまで指導する。
 一つの文章問題を全員で解く時間を毎時間設定する。重要となる言葉と数字を見つけ立式し、さらに式で表した数字が何を示しているのかを繰り返し確認する。


・図や式,言葉を用いて,自分の考えや課題解決にいたる過程について適切に表現できるようにする必要がある。 答えを導く過程を、図や言葉によって説明する機会が十分でなかたため、基礎的な力が十分に生かされていない。 作業的・体験的な活動に加え,算数に関する課題について考えたり,算数の知識をもとに発展的・応用的に考えたり,考えたことなどを表現したり,説明したりする活動を毎単元において設定する。
東京ベーシックドリルや復習問題を扱った学習を毎週継続的に実施し,基礎的な力の向上を図る。







・グラフからの数値や、地図からの位置関係を読み取る力をつける必要がある。 ・調べること、表・グラフの情報を読み取ることに慣れていない。
・地図の位置関係に関する知識が、十分に身に付いていない。
資料を照らし合わせ、言葉の違いに注意して読み取る指導を行う。
毎時間、終末5分間で授業を振り返る感想を書く活動を行い、次時の課題を自分で見つけられるようにして、主体的な学習につなげる。
八丈島以外の東京都の学習では、写真やビデオを活用して印象に残るようにする。
単元の終末には、何を学んだのかを明確にしたまとめを新聞形式で作成する活動を取り入れる。


・資料から読み取った事柄から自分の考えをもち,深め表現する力を身に付けさせる必要がある。
社会的な事象に関する基礎的な知識を身に付けさせる必要がある。
・図から、施設の働き等に気付く力をつける必要がある。
・正しく読み取る力は身に付いてきているが、そこから自分の考えをもったり、互いに話し合ったりする機会が多くなかった。
・様々な社会的事象を身の回りの生活と関連付けて考える活動が十分に設定できなかった。
・図の記号に関する知識が不足しており、説明を見とることにも慣れていない。
毎時間,課題解決に迫る資料を提示し,事実と自分の考えをノートに整理してまとめるようにする。資料提示に際には,ICT機器を効果的に活用する。
ペアや小グループで自分の考えを伝え合う場面を毎時間設定し,自らの考えを広げたり深めたりできるようにする。
高学年として,確実に身に付けておかなければならない基礎的な知識及の重要な語句については,毎時間の導入において確認を行い,繰り返し指導を行っていく。その際には,実生活と関連させて考えることができるようにする。

図の記号や説明を見とる場面を、授業内で取り入れる。






・実験器具名や基礎的な知識の習得が不足している。 ・実験器具に触れる機会が、実験の時だけである。 実験器具や既習の絵を提示する。その意味や使い方、注意事項などを児童が説明する活動を通して、用語の意味理解を深め、知識を正確に習得させる。


・新しい学習への興味・関心は高い一方で,基礎的な知識の定着や結果をもとにした考察が不十分な児童が多い。 ・結果をもとに各自が考察する場面は多く設定されていたが、それを互いに表現し、議論する場面をより多く設定する必要があった。 実験器具や実験方法をイラストやICT機器の活用などで提示し,確認を必ず行う。また,その器具の意味や使い方,注意事項などを児童が説明する活動を定期的に行うことで,確実に覚えられるようにする。
結果をもとに考察する時間を十分確保した上で,グループによる情報交換を行い,自分の考えをしっかりと発表できるようにしていく

 





・地域との関わりはあるが、それを通して自分自身の生活を振り返って生活を工夫したり、よりすすんで交流することができるようにする必要がある。 ・地域との関わりがより身近にあることで、逆に関わり方が一定になりがちになり、広がらないことがある。 町の行事や地域の良さに目を向けさせる活動を、多く行い、「知りたい、見たい、聴きたい」と児童が思う課題を設定し、より関心を持って、活動することができるようにする。
人との交流活動を効果的に行い、自分自身の変化に気付いたり、自分たちの生活を支えている人々と適切に接したりすることができるようにする。





・鍵盤ハーモニカなどの打楽器の 技能に個人差が見られる。 ・経験の差や音楽の技能に差がある。 課題曲を個々にあったスモールステップで進めるようにし、達成感を味わいながら取り組めるようにする。
つまずきのある児童に対しては、個別に運指を見て、楽器に触れる時間を多く作る。


 ・リコーダーやその他の楽器の技能に個人差が見られる。  ・経験の差や音楽の技能に差がある 教え合いの時間を作ったり、一曲を分割しながらスモールステップで進めるようにしたりし、意欲的に取り組めるようにする。


・歌唱において、表現が固くなってしまい、消極的な児童が見られる。 ・自分を表現することに恥ずかしさがある。
・音程に自信がない。
表現の楽しさを感じながら歌唱に取り組めるよう、やわらかい雰囲気で授業作りをする。
音取りを丁寧に行い、自分のパートをしっかりと歌えるように指導をする。







・想像を広げ、工夫するなどの表現に個人差が見られる。・道具の使い方や型どりなどの技能面で個人差が見られる。 ・いろいろな作品に出会ったり、触れたりする機会が少ない。
・生活体験に個人差がある。
実際の作品を見せたり,他の作品を鑑賞したり、ICT機器を活用したりしながら、自分のイメージを広げられるようにする。
指先や五感を使った授業を充分に取り入れるとともに,作業時間を確保し、時に個別に対応する。


・更に工夫を凝らしたり、最後まで丁寧に仕上げようとしたりするなど意欲の持続に個人差が見られる。
・道具の使い方や型どりなどの技能面で個人差が見られる。
・意欲や集中力の持続が難しい。
・生活体験やいろいろな道具、材料に触れる経験が少ない。
指導計画や授業内容の組み立てを工夫したり,ICT機器を活用したりしながら、集中して作品作りに取り組めるようにする。
友達の作品のよいところを見つけて話したり,頑張って取り組んだ課程をほめたりしながら,意欲が持続するようにする。
多様な材料を準備したり、指導計画を系統だてたりして、様々な材料や道具に触れられる機会を授業の中で確保する。


・題材によって、発想や技能の個人差が大きく表れてしまうことがある。
鑑賞の表現力を広げる必要がある。
いろいろな作品を鑑賞したり、友だちの作品を見合ったりする機会を増やす必要がある。 感じたことや思ったことを伝えたり,友達と話し合ったり、ICT機器を活用したりするなど授業形態を工夫して,表し方の違い,表現の特徴などをとらえられるようにする。
一つの作品を作る過程の中で、必ず鑑賞の時間を設定し、言語活動と結びつけながら、伝え合う、書く、自由に話す、作品に生かすなど、表現の幅を広げられるように授業形態を工夫する。




・学習した知識や技能などを家庭生活や実践へと繋げようとする意識をもたせる。 ・家庭によって、個人差がある。   家庭科便りを発行し、家庭への協力を呼びかけると共に、自分でも実践しようとする意欲をもたせるために、課題を出したり、自分の取組を発表したりするなど、授業の手立てを工夫する。





・様々な体の動きへの経験が少なく,多様な動きを体験できるようにする必要がある。 ・様々な動きの経験が少ない。 走る時には腕の振り方,投げる時にはボールの握り方など様々な運動にある身体の動きを準備運動で体験させてから学習を行う。補助器具を効果的に用いるなど身体の動きを体感させながら学習を行う。


・鉄棒で自分の体を支えきれないので、腕の筋力や背筋力・腹筋力を強化する指導が必要である。 ・腕の筋力や背筋力、腹筋力を使う動きが少ない。 運動場での体育では、腕の筋力や背筋力・腹筋力を強化するため、雲梯や鉄棒を使っての運動も取り入れる。
○脚筋、投力を高める運動を実施する。


・技能のポイントや運動感覚を身に付けるために、工夫して運動に取り組む経験が少ない。 ・技能のポイントは理解しているが、各自が自己の課題に応じて練習を工夫する習慣を身に付けていく必要がある。
・自分の動きを客観的に見る 経験を十分に設定できていない。
ビデオカメラで自己の動きを確認したり,ペアやトリオで互いの動きを見合ったり,学習カードを活用してふり返ったりすることを重点的に行い,個々の課題を明確にし,めあてをもった学習ができるようにする。
柔軟性を高め,動きを持続させる運動を準備運動または整理運動の中で継続的かつ効果的に行う。
走る際のフォーム、メカニズムについての理論的な部分も必要に応じて触れながら、理想の形を意識しやすくなるように指導する。