平成30年度 三原小学校 授業改善プラン

教科

学年

課 題

原 因

課題解決のための方策

 

 

 

 



・一つ一つの言葉の意味を理解し、事柄の順序や場面の様子を正確に読み取る力を付けることが必要である。 ・一つ一つの言葉をまとまりとしてとらえる力が不十分である。
・文章をまとまりごとにとらえ、場面の様子を読み取る力が不十分である。
○東京ベーシックドリルを使った学習を週2回以上実施し、ひらがな、漢字などの書きとる力、言葉の使い方等を、繰り返し練習する。
繰り返し音読練習をしたり、読んで想像したことを発表したりする活動を通して、文章の内容を順序やまとまりごとにとらえる力を付けさせる。


・言語や文法に関する基礎的な知識を確実に身に付けさせる必要がある。
・長文や複雑な説明文を読み解く力を向上させる必要がある。
自分の考えが伝わるように、構成を考えて書く習慣を身に付けさせる必要がある。
・言語や漢字、文法等の基礎的な知識の定着が不十分である。
・文章を段落や場面ごとに構成を意識して読んだり、書いたりする力が不十分である。
○東京ベーシックドリル(3年生)を使った学習を週1回以上実施し、漢字の書き取り、基礎的な言葉の習得、文章を読むことについて全員が習得できるまで指導する。
○主語、述語、修飾語等の役割についてしっかりと指導し、文章の組み立てをきちんと理解させる。
文章の内容を読み取る学習では、語句を調べる学習で語彙を増やしたり、段落ごとのまとまりや文章の構成に気付かせたりして、段階を踏んで学習を進めていく。また、実態に応じたワークシートを作成し、個別指導を行う。


・目的に応じて読んだり、伝えたいことを明確にして書いたりする力を身に付けさせる必要がある
・言語や文法に関する知識,理解を高める必要がある。
・目的をもって読むこと、書くことの経験が不十分である。
・書いた文章を自身で読み返す習慣が身に付いてない。
・個人差が大きいが、漢字や言語事項に課題があるため。
○目的をもって読んだり書いたりする力を高めるために,毎単元において,ねらいにせまることができる言語活動を設定することに加え、個に応じた添削指導を継続的に行う。
○ 新出漢字の指導時に凡例を示したり、関連した慣用句を紹介したりするなど、言語事項と結び付け、児童が親しむ習慣を付けられるようにする。
○文や文章を書く際には,教科書の巻末資料「ことばの宝箱」「学習に用いる言葉」を用いて,言葉に関する活用力を高められるようにする。






・整数の計算を正確に行うことができるようにする必要がある
・文章題の文章から立式を正確にできるようにする必要がある。
・計算練習が十分ではない。
・文章中の語句の意味を理解し、問題場面が十分に想像できていない。
○東京ベーシックドリルを使った学習を週1〜2回実施するとともに、小テストで満点をとるまで繰り返すなど子供たちが達成感を味わうことができる授業を行う。
○文章中の語句と式の関係を表にまとめ、正確に立式する指導を繰り返し行う。


・四則計算や文章題の立式を正確に行わせる必要がある。
・図形の性質や時間のしくみを正確に理解させる必要がある。
・題意をつかめていない。・計算の習熟が十分でなく、定着していない。・図形にふれる機会が少ない。 ○ 東京ベーシックドリル(2〜4年生)を使って補習を行い、全員が基本となる四則計算を正しくできるよう指導する。
○ 問題文を絵や図で表し、視覚からも題意を捉えられる指導を繰り返す。具体物を活用し、操作しながら思考できる時間を確保する。


・四則計算や文章題の立式を正確に行わせる必要がある。
・数学的な考え方を身に付けさせていく必要がある。
・四則計算の基本が定着していない
・自分で考え、表現する機会が少なく、十分でない。
○毎時間の中で、習熟を図る時間を確保するとともに、必要に応じて個別指導を行い一人一人に基礎学力が確実に身に付くようにする。
○計算で答えを求めるだけではなく、どのように考えたかを説明したり、考えを数直線や図などにしたりする機会を保障する。







・地図記号や都道府県名など基礎的な知識を身に付けさせる必要がある。
・グラフから数値や地図から位置関係等を読み取る力をつける必要がある。
・基礎的な知識を確認する時間が十分確保されていない。
・グラフや資料等を活用した授業展開が少ない。
・自分で考え、まとめる経験が少ない。
○   資料を教室にも掲示し、小まめに確認し続けることで一人一人が覚えられるようにする。
○  終末5分間で重要語句の確認や振り返って感想を書く活動を行うことで、定着を図ったり、主体的な学習につなげたりする。
○   八丈島以外の東京都の学習では、写真やビデオを活用し、具体的なイメージをもって学ぶことができるようにする。単元の終末は、学んだことを明確にしたまとめや新聞を作成する活動を取り入れる。


・資料から情報を正しくつかみ取る力を身に付けさせる必要がある。
・社会的な事象に関する基礎的な知識を身に付けさせる必要がある。
・地図帳を活用する機会がすくなく、全員の見方が定着していない。
・正しく読み取る力は身に付いてきているが、そこから自分の考えをもったり、互いに話し合ったりする機会が多くなかった。
・様々な社会的事象を身の回りの生活と関連付けて考える活動が十分に設定できなかった。・図の記号に関する知識が不足しており、説明を見とることにも慣れていない。
○   課題解決型の学習を基本とし、教科書や資料集から情報をつかんだり、資料を見比べて事実と自分の考えをノートに整理してまとめたりするようにする。資料提示に際には,ICT機器を効果的に活用する。
○  ペアや小グループで自分の考えを伝え合う場面を毎時間設定し,自らの考えを広げたり深めたりできるようにする。
○   高学年として,確実に身に付けておかなければならない基礎的な知識及び重要な語句については,導入等の場面において確認を行うなど,継続的に指導を行っていく。その際には,写真や映像塔を活用して実生活と関連させる。必要に応じて、地図帳等も活用し、記号や説明を見とる場面を、授業内で取り入れる。





・実験器具や生活における基礎的な知識の習得が不足している。 ・実験器具の使用機会が少ない上に、理科室の利用も少ない。 理科室を計画的に利用し、実験器具の紹介をしたり、実験の際に、ワークシート等で名前や用途を確認したりすることで、知識を確実に習得させる。授業展開を工夫し、体験的に学べる時間を設定する


・どの領域においても興味・関心は高い一方で,基礎的な知識や実験器具名の定着、結果をもとにした考察などが不十分な児童が多い。 ・子供たちの課題意識をもとにした授業展開が少ない。
・結果をもとに考察する際、発表形態がパターン化してしまっている。
○  理科室の利用頻度をあげ、まずは実験器具を目にする機会を増やす。加えて、実験方法を写真やICT機器の活用などで提示し,器具の用途,注意事項などを確実におさえられるようする。
○考察の視点を明らかにして書きやすくしたり、いくつかの実験結果を比べて書いたりするよう指導する。また、結果をもとに考察する時間を十分確保した上で,情報交換を行い,グループで意見をまとめたり、自分の考えを深めたりする。




・自分自身の生活を振り返って、生活を工夫したり、よりすすんで交流したりすることができるようにする必要がある。 ・地域との関わりが他校より身近にあることで、逆に関わり方が一定になりがちになり、広がらないことがある。 ○  町の行事や地域のよさに目を向けさせる活動を、多く行い、「知りたい、見たい、聴きたい」と児童が思う課題を設定し、より多くの関心をもって、活動することができるようにする。
○人との交流活動を効果的に行い、自分自身の変化に気付いたり、自分たちの生活を支えている人々と適切に接したりすることができるようにする。





・鍵盤ハーモニカなどの鍵盤楽器の技能や習得に個人差がある。 ・今までの経験や音楽に対する感覚、技能等に差がある。 ○  課題曲をスモールステップで指導していくとともに、その都度称賛の声をかけて楽器をすすんで演奏したくなるような気持ちを育んでいく。
○つまずく児童に対しては、担任と連携し、個別に運指を見て指導する。


・リコーダーや鍵盤楽器の運指の習得に個人差がある。 ・習い事(ピアノなど楽器類)の経験の差や音楽の技能等に差がある。 ○  課題曲をスモールステップで指導していくとともに、その都度称賛の声をかけて楽器をすすんで演奏したくなるような気持ちを育んでいく。
○つまずく児童に対しては、担任と連携し、個別に運指を見て指導する。


・リコーダーやその他の楽器の技能や習得に個人差が見られる。 ・習い事(ピアノなど楽器類)の経験の差や音楽の技能等に差がある。 ○ 子供達同士の教え合いの時間を確保したり、1曲を分割しながらスモールステップで合格していけるようにしたりする。
○つまずく児童に対しては、担任と連携を図りながら、必要に応じて個別指導を取り入れていく。







・想像を広げ、工夫するなどの表現に個人差が見られる。・道具の使い方や型どりなどの技能面で個人差が見られる。 ・多くの作品に出会ったり、触れたりする機会が少ない。
・道具の使用などの生活体験に個人差がある。
○  実物や他の作品を鑑賞させたり、ICT機器を活用したりすることで、自分のイメージを広げていけるようにする。
指先や五感を使って取り組む活動を授業に取り入れるとともに,作業時間を十分確保する。また、必要に応じて、個別に指導したり、助言したりする。


・さらに工夫を加えたり、最後まで丁寧に仕上げようとしたりするなど意欲面や集中力に個人差が見られる。
・道具の使い方や型どりなどの技能面で個人差が見られる
・興味関心に偏りがあったり、活動に対するや集中力の持続が難しかったりする。
・生活体験やいろいろな道具、材料に触れる経験が少ない。
○  指導計画や授業内容の組み立てを工夫したり,ICT機器を活用したりしながら、集中して作品作りに取り組めるようにする。
○  友達の作品のよいところの視点をしぼって紹介したり,すてきな工夫をしようとしていた姿勢を褒めたりすることで,意欲が持続するようにする。
○多種多様な材料を用意したり、製作方法を工夫したりして、様々な材料や道具に触れられる機会を授業の中で十分確保する。


・題材によって発想や技能の個人差が大きく、作業時間も大幅にかかってしまうことがある。
・鑑賞の視点や表現力を広げる必要がある。
・活動時間を確保できてない。
・芸術作品を鑑賞したり、友達と作品を見合ったりする機会が少ない。
○   授業準備を事前に済ませ、説明時間をおさえることで、子供たちの活動時間をより多くする。
○   複数回にわたって仕上げていく題材については、学習カードのようなものでおおまかな計画を示し、見通しをもって取り組んでいけるようにする。
○一つの作品を作る過程の中で、意図的に鑑賞の時間を設定し、言語活動と結びつけながら指導することで、表現の幅を広げられるようにする。




・学習した知識や技能などを家庭生活や学校生活における実践へ繋げる意識をもたせる。 ・人によって意識の差がある。
・協力を得にくい家庭がある。
○家庭科便りを定期的に発行し、家庭への協力を呼びかける。
自分でも実践しようとする意欲をもたせるために、長期休業を利用した課題を出したり、月別に簡単な取組を行ったりしていくなど、授業や活動を工夫する。





・腕や足の様々な動きを経験する機会が少なく,多様な運動経験を積み重ねる必要がある。 ・様々な身体の動きを体感したことが少ない。 ○走る時には、腕の振り方、投げる時にはボールの握り方など、身体の動きを準備運動で体感させてから学習を進めるようにする。
○補助聞くを効果的に用いるなど、身体の動きを体感させることを重視した学習を行う。


・運動に対する意識や運動経験による個人差が大きい。
・投げる力に差が大きい。
・運動を感覚的に行ってしまっている児童が多い。
・外遊びに偏りがある。
○教師が見通しをもって「意図する動き」を子供たちに指導できるようにする。
○学習カード等を活用して自己の運動をふり返ったり、掲示物等を作成して運動の特性をつかんだりする時間をつくる。1授業時間における運動量の確保を継続的に行っていく。


・柔軟性や持久力に課題がある人が比較的多い。
・技能jのポイントや運動感覚を身に付けるために、工夫して運動に取り組む経験が少ない。
・ストレッチの習慣や外遊びにおける運動が不足している。
・運動を感覚的に行ってしまっている児童が多い。
・自分の動きを客観的につかむ経験が少ない。
○  晴れた日は、外で元気に遊ぶ習慣を付けてさせていく。また、担任自ら子供たちを誘って、意図する動きを含む遊びを一緒に行う。
○  柔軟性を高めたり,運動の持続性を高めたりする運動を、体力を高める運動とは別に準備運動または整理運動の中で計画的に行う。
○  ビデオカメラで自己の動きを確認したり,ペアやトリオで互いの動きを見合ったりする時間を確保する。
運動の特性や体のメカニズムについての理論的な部分も必要に応じて触れながら、ねらいとする動きを意識しやすくなるように指導する。