第8回合同研修 11月30日  本文へジャンプ

教科部会

◎は講師のコメント

 教科 検討内容 
 国語 ・小中一貫カリキュラムを作ることで、小中の系統図が「見えてきた。」
・教科の研究において、現在進めているものも、これからのものも、教員の異動等があっても、引き継ぎ共有していけるようにしたい。
 社会・生活 ・社会科副読本「わたしたちの八丈島」について、副読本の使用について教師用手引きの作成、引き継ぎ書の作成および、だれでも使える教材作りを進める。
・中→小の出前授業の指導案を作成中。研究紀要に間に合わせたい。
 算数・数学 ・指導の中に、生徒がお互いに問題の解き方を説明するような言語活動を取り入れたが、数学的な表現力、思考力の定着に有効だった。
・図形が弱い傾向が大小で見られるが、今年度は特に研究課題としては扱っていない。
 理科 ・「天体」を重点連携内容としている。小中で同じ教え方となるよう工夫し、指導法のすりあわせをした。
◎カリキュラムを、より使いやすいものにするために、書式やまとめ方を工夫し、類似・統一したものにすると、教科間の比較がしやすい。
 音楽 ・小中一貫では、歌唱指導をポイントとして指導を進めた。
・小中9年間を見通して、音楽科として身につけさせたい知識や技術の認識を、両校の教員が共有していることが大切。
・昨年度、中→小の出前授業で、5年生の発声指導をしたことで、今年度の6年生には、意識の高さが感じられる。一方、歌声はきれいだが力強さがないのが課題。変声期に入っているので、男声の歌い方を指導中である。
図工
美術・技術
・小中一貫では、ポスターの制作をポイントとして指導を進めた。
・中→小の出前授業では、小学生の発想の幅を広げることができたが、それぞれの学年でどこまで求めるかの線引きが、課題として見えてきた。
 体育 ・握力等の、大小・大中の児童・生徒の体力課題に対する具体的な取組項目を、カリキュラムに示した。
 技術  ・自分自身で作業の進捗状況を判断して次の作業に進めずに、逐一教員に聞きながら作業を進めている生徒が見られた。作業に見通しをもたせ、取り組ませることが課題。
 家庭 ・小中一貫では、「調理の基礎」、「日常食の調理と地域の食文化」をポイントとして指導を進めた。
・小学校高学年の間だけで、調理や裁縫の基礎を児童全員に定着させるのは容易ではない。
・小中9年間を見通して、家庭科として身につけさせたい知識や技術の認識を、両校の教員が共有していることが大切。
外国語活動
英語
・特色としての活動目標に、「八丈島のよさを伝えられる」を設定した。中学2・3年生を中心に、繰り返し扱うことで、新しい表現を学ぶにつれて、より習熟した表現ができるようにしていきたい。
・中学1年生では、小学校で学んだことが、中学校の授業にどうつながっているのかを実感できるように配慮している。小学校で多くのインプットをすることが中学校での発話につながる。
・小学校での英語の教科化も見据え、“Hi, friends!”のワークシートの使い方や活用法等について、小中で連携して確認していく。
特別支援 ・カリキュラムについては、在籍している児童・生徒に応じて、個別に作成する。
・来年度以降数年間、大中の特別支援学級が休級となる。その間、三根小との交流も含め、大小・大中で、どのように連携を継続していくかが課題。


分科会

分科会 検討内容 
意識調査 ・「めざす児童・生徒像」は、今回提示したものでいく。
・「重点とする活動」について、教員、児童・生徒、保護者にイメージがわかりやすく伝わるように、具体的場面例を提示する。12月16日に意識調査分科会で話し合う。
 家庭学習 ・現在、小中で宿題や、家庭学習ノート等に取り組ませているが、有効な手立てを検討中。
小中一貫
コーナー
・研究発表会当日は、会場にこれまでの取組がわかるように、小中の掲示物を掲示する。
◎レイアウトや、掲示の工夫等、児童・生徒が主となって作っていけるとよい。


講演

 講師 国士舘大学 文学部教育学科 初等教育専攻
             准教授 小野瀬 倫也 先生
 講演内容 ・「家庭学習分科会」があることが、大小・大中の研究の特徴であり、両校がかかえる問題点を解決するキーである。
・学習の両輪は、学校での学習と家庭での学習である。家庭での学習のみを問題とするのではなく、「学校の学習がうまくいっているのか」を考える必要がある。
・PISAなどから明らかになった、「判断の根拠や理由を示しながら自分の考えを述べることに課題がある」原因には、そのような力を伸ばす学習をしてきていないことがある。→指導法・教授法の変化の必要性
・ワークシートが、子供の自由な思考を妨げていないか?工夫が必要。
・指導においては、子供の思考の変化を的確に把握しないといけない。
・指導案作成の際に、教師がどんな働きかけをして子供の思考を変化させていくかを記述する。「やったこと」の確認ではなく、「何を通して理解できたのか」を確認する。