6年生は、理科室で「水溶液」の実験をしていました。水道水、塩酸、重曹、炭酸水、食塩水、アンモニア水の6種類が、酸性なのか、アルカリ性なのか、中性なのかを確かめる実験でした。理科教員なので、T2(2番目の教員)としてサポートさせていただきました。「あれ、食塩水、リトマス紙が赤から青に変わった?」担任の先生があわてていました。私は、経験上そうなる2つの可能性をひらめきました。まず、水道水自体がアルカリ性ではないか疑いましたが、水道水では中性を示していた。次に食塩を疑いました。実験用の食塩ではなく、食卓塩を使っていました。これが原因です。塩化ナトリウムだけでなく、炭酸マグネシウム(アルカリの成分)が含まれているから、アルカリ性の反応をしたと教えることができました。実験では、実験用の塩化ナトリウムを使いましょう、先生。これも勉強ですね。
酸性・中性・アルカリ性
