平成29年度 全国学力・学習状況調査 結果
[国語A:主として知識]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
話す聞く能力 | 書く能力 | 読む能力 | 言語事項 | |||
全 国 | 74.9 | 69.3 | 60.7 | 70.4 | 78.1 | |
東京都 | 76.0 | 72.4 | 61.7 | 72.7 | 79.1 | |
本 校 | 59.0 | 58.1 | 64.5 | 65.8 | 57.8 |
[国語B:主として活用]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
関心・意欲・態度 | 話す聞く能力 | 書く能力 | 読むこと | |||
全 国 | 57.8 | 41.9 | 65.1 | 53.5 | 49.4 | |
東京都 | 60.0 | 42.9 | 66.8 | 55.3 | 51.9 | |
本 校 | 47.0 | 24.7 | 54.8 | 39.4 | 39.8 |
[算数A:主として知識]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
数量や図形に ついての技能 |
数量や図形につい ての知識・理解 | |||||
全 国 | 78.8 | 77.8 | 79.8 | |||
東京都 | 81.0 | 79.5 | 82.2 | |||
本 校 | 79.0 | 79.0 | 78.3 |
[算数B:
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
数学的な考え方 | 数量や図形につい ての知識・理解 | |||||
全 国 | 46.2 | 45.6 | 48.7 | |||
東京都 | 49.0 | 48.3 | 52.3 | |||
本 校 | 38.0 | 36.1 | 45.3 |
6年全国学力・学習状況調査 分析
[国語A:主として知識]
全体としての正答率が15%も都・全国を下回った。「書く能力」の1観点のみ都・全国を上回ったが、「話す・聞く能力」 「読む能力」「言語のついての知識・理解・技能」の3観点全て平均を下回った。特に「言語のついての知識・理解・技能」に ついては大幅に下回った。
[国語B:主として活用]
全体としての正答率が15%近く都・全国を下回った。「国語への関心・意欲・態度」「話す・聞く能力」「書く能力」
「読む能力」の4観点全て都・全国よりも10%以上下回った。問題形式が短答式・記述式のものが20%近く下回っている。
全体としての正答率は都・全国とほぼ同じであった。小数の乗法において、乗数を整数に置き換えて考える問題は正答率
100%だった。任意単位による測定の理解は、13%近く都・全国を下回った。高さが等しい平行四辺形と三角形につい
て底辺と面積の関係の理解は、約20%近く都・全国を下回った。三角形の面積で÷2を忘れていることが大きな原因と推
測される。
全体としての正答率が都の平均より11%下回り、全国からは8%下回った。どの問題も正答率が低いが、特に仮の平均
を用いた考え方を解釈して示された数値を基準とした場合の平均の求め方を問う問題は、約20%下回った。考え方や理由
を書いて表現する問題はとても低く、正答者が4分の1を下回っている。
関心意欲面の向上を図るべく、楽しい雰囲気を国語の授業で作る。何をどう学ぶのかをはっきりさせ、分かりやすく学べる よう工夫する。文字を読む活動に確実に取り組むように指導し、そこから自分の考えを書いたり話したり表現したりする活動
につなげていく。その際自分の考えを自由に伝えてよいという雰囲気を作る。同時に漢字を書いたりローマ字を扱ったり、国 語辞典を引いたりする活動も取り入れ、基礎基本的な内容の定着のための活動も少しずつ取り入れていく。
[算数]
基礎的な知識・理解の復習を多く入れていく。文章を丁寧にちゃんと読む意識を繰り返し指導し育む。家庭学習や直しに確 実に取り組ませる。基礎的な学習内容をどのように応用して問題解決に活かすのかも具体例を用いて、丁寧に指導していく。
考え方が分かりにくい内容は、視覚的に理解できる資料を用意するなど分かりやすく短く解説する。