平成30年度 全国学力・学習状況調査 結果
[国語A:主として知識]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
話す聞く能力 | 書く能力 | 読む能力 | 言語事項 | |||
全 国 | 70.9 | 90.9 | 73.9 | 74.1 | 67.2 | |
東京都 | 74.0 | 92.6 | 77.9 | 76.5 | 69.9 | |
本 校 | 70.0 | 93.8 | 90.6 | 65.6 | 65.6 |
[国語B:主として活用]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
関心・意欲・態度 | 話す聞く能力 | 書く能力 | 読むこと | |||
全 国 | 54.8 | 33.3 | 64.7 | 45.7 | 51.0 | |
東京都 | 57.0 | 33.6 | 66.8 | 47.1 | 52.1 | |
本 校 | 58.0 | 32.3 | 76.0 | 46.3 | 43.8 |
[算数A:主として知識]
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
数量や図形に ついての技能 |
数量や図形につい ての知識・理解 | |||||
全 国 | 63.7 | 63.2 | 64.0 | |||
東京都 | 67.0 | 79.5 | 63.8 | |||
本 校 | 71.0 | 79.0 | 70.8 |
[算数B:
平均正答率 | 観点別正答率 | |||||
数学的な考え方 | 数量や図形につい ての知識・理解 | |||||
全 国 | 51.7 | 45.5 | 71.8 | |||
東京都 | 55.0 | 52.8 | 75.0 | |||
本 校 | 58.0 | 55.9 | 71.9 |
[理科]
平均正答率 | 観点別正答率 | ||||
自然事象への 関心・意欲・態度 |
科学的な思考・表現 | 観察・実験の技能 | 自然事象についての 知識・理解 |
||
全 国 | 60.4 | 82.1 | 54.2 | 71.2 | 81.8 |
東京都 | 62.0 | 83.2 | 56.5 | 72.6 | 78.5 |
本 校 | 63.0 | 84.4 | 58.1 | 84.4 | 75.0 |
6年全国学力・学習状況調査 分析
[国語A:主として知識]
全体としての正答率が全国平均と比較して同程度出会ったが、都の平均と比較すると4%
ほど下回った。特に「読む能力」については都・全国の正答率より10%ほど下回った。一方
で「書く能力」の観点では都を12%上回り、「話す・聞く能力」の観点でも平均を上回った。
[国語B:主として活用]
全体としての正答率が都・全国より上回った。特に「話す・聞く能力」の観点では、都・
全国よりも10%近く上回った。一方、「読む能力」の観点で都・全国よりも10ほど下回
った。
全体としての正答率は都・全国より上回った「数量や図形についての技能」の観点では、
全国の平均よりも10%近く上回った。また、学習内容別では、「数と計算」についての項
目で、全国平均より10%ほど高い正答率出会った出会った。
全体としての正答率が都の平均より3%上回り、全国からは7%上回った。大方どの問題
も正答率が都の平均よりも高かった。
[理科]
全体として正答率が都・全国とほぼ同程度であった。「観察・実験の技能」の観点では、
都・全国の平均よりも10%程度上回る結果であった。
【 結果の考察と向上に向けての手立て 】
国語A・Bともに「読む能力」の観点において課題が見られた。目的に応じて必要な情報を
取り出すことに課題がある。そこで、授業の中では該当する文章にサイドラインを引く活動を
取り入れ、設問に対して文章中から根拠となる箇所を見つけ出す活動を多く設定していく。
また、登場人物の心情などを情景描写などから読み取ることにも課題がある。物語文を読む
際には、ただストーリーの展開を追うだけではなく、場面の変化や文章表現の違いなどに目を
向けるなどして、心情を捉えながら深く文章を読み取れるよう指導していく。
[算数]
算数A・Bともに全体として都・全国の正答率を上回っており、学習内容別に見てほぼ全て
都・全国を上回っていて、今までの学習内容の定着がなされていると考える。今後も、授業や
家庭学習での課題を一つ一つ着実にやり遂げていくことを通して、更に学習の定着を図ってい
く。
[理科]
観点別に見ると、都・全国の平均を上回っている観点が多い。中でも、「観察・実験の技能」
が都・全国の平均を12ポイント程度上回っている。これは、普段の授業の中で体験的な活動
を重視して、必ず観察・実験の活動に取り組んでいるからと考える。反面、「自然事象につい
ての知識・理解」が都・全国の平均を下回っているので、体験的活動を確かな知識・理解につ
なげていく授業改善が必要である。
また、問題別に見ると、ほぼ都・全国の平均を上回っているが、「科学的な思考・表現」を
問う問題で都・全国の平均を下回っている問題が見られるので、授業の中で科学的思考力を伸
ばす場面を多く取り入れて指導していく。