7月26日月曜日に三根学園小中一貫の取組として、本校の数学科教員が三根小学校にて出前授業「算数チャレンジ教室」を行いました。当日は三根小学校6年生の6名が授業を受けました。
「連続する3つの数字の和を一瞬で計算する方法」を数学的な考え方で学習しました。最初は、頑張って足し算をする、いわゆる算数のやり方でしたが、トランプを使ってゲームをしながら仕組みについて考え、数学的な考え方をもとにすばやく計算する方法をマスターしていました。感想にも「このやり方がわかって、もっともっと算数と数学が好きになりました。」や「算数と数学は何が違うのかと思っていたので、この1時間はとても貴重な時間でした。」など、前向きな言葉がありました。今回の教室が今後の学習の糧になってくれると嬉しいです。
続いて7月27日火曜日には、富士中学校の生徒が三根小学校に行き5・6年生に宿題や課題を教えるボランティア活動「リトルティーチャー」が行われました。当日は富士中生10人が、三根小5・6年生の16人に対し、丁寧に宿題の質問や丸付けなどの対応をしました。教える側も教わる側も、それぞれが真剣に集中して取り組んでいました。中学生の先輩として、小学生が分からないところなどに丁寧に答えていたり、優しくアドバイスを上げる姿など、頼もしい姿が見られました。
どちらの取組も、三根学園の小中一貫の取組として実りあるものになりました。これからも小中で密に連携して、子どもたちの学校生活が充実したものになっていくよう取り組んでいきます。