本日は八丈島の北側に積乱雲があったため、通常より高いところを航行してまいりました。したがいまして、旋回しながら着陸のタイミングを図りますので、しばらくお待ち下さい。…新型機の座席にはそれぞれにモニターがついているので、進行方向の映像をリアルタイムに見ることができるのだが、島を目の前にしてなかなか着陸できない。背後の座席でも生徒の落ち着かない気配がする。
着陸…あぁ、長い日記の最後の「。」のようだ。
到着口に迎えの方々の笑顔が見える。スライドのように切り替わる笑顔、笑顔、、、
2階のデッキでの解散式が始まる。
八丈島の空気を深呼吸……話すことは決めてある。
「忘れたくない思い出」ができた。 「忘れない思い出」にするためにはどうしたらいいか?何回も何回も友達や家族に語ることです。 思い出がきっと「確かな形」になっていきます。 (校長あいさつより)

実行委員のあいさつ

家路につく

先生たち、おつかれさま!
最後に、、、この修学旅行の準備は彼らが1年生の5月に始まったそうです。宿泊先は旅行会社ではなく先生が何件も電話をかけ、交渉して一つ一つ決めていきました。せっかく決まっていた計画も、その後のコロナ禍で実施時期が変わったために大きく計画の変更を迫られました。3年生になり、高校入試に向けた指導、最後の運動会、最後の音楽会と並行しての準備、その上、出発日の前日に天気が怪しくなったりもしました。本当に学年主任は神にも祈る思いだったと思います。そんな荒波に立ち向かう勇気と精神力は生徒を愛する気持ちであったこと…きっと伝わっているだろうな。この旅の中、互いが信頼しあっていることがよくわかりました。ちょっとうらやましいくらいに。