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     令和2年度 授業改善プラン     4年

教科

・児童の課題○重点目標 

具体的な授業改善策

国語

 

・既習である漢字の意味や用法を理解して使うことができない。

・新出漢字の読みが定着していない児童が数名いる。

・自分の考えや筆者の考えを読み取り、文章に書くことを苦手としている児童が多い。

文章から読み取ったことや自分の考えを進んで書こうとする。

・漢字の広場の単元を有効に使い、既習漢字の定着を図る。

・漢字の小テストを計画的に行い、新出漢字の読みの定着を図る。

・行事のふり返りなど「自分が書きたい、書ける

ことについて書く機会を増やす。その学習の中

意識的に文章の表現方法を学べるようにする。

算数

 

 

・既習の計算の基礎基本が定着していない児童が数人いる。

文章の読み取りや、言葉の意味理解が苦手な傾向がある。

○既習事項を繰り返し復習し定着を図るとともに、既習事項を活用して新たな課題に対して自分の考えをもてるようにすることを重点目標とする。

・問題解決的な学習では自分の考えを書く活動に取り組ませ、自分の考えを分かりやすい方法(言葉・式・図)で表現させる。

・自分の考えを発表する機会を増やし、お手本となるような発表を取り上げることで、発表の仕方を知り、自分の考えを発表できる児童を増やす。

・じっくりコースの授業では前時の復習を徹底しながら授業を進める。

・文章を丁寧に読もうとする姿勢を育む。分からない言葉をそのままにさせない。

理科

 

・実験や観察で得た事象や様子を体系的に理解することが困難な児童が多い。

・実験用具の扱いに不慣れな児童が多い。

・実験結果から考察を考える経験が足りない。

○実験や観察から得られたことを理解し、考察できるようにする。

・結論を導き出す時間を大切にし、クラス全体で分かったことを共有できるような授業展開をする。

・実験用具の扱いを丁寧におさえてから実験に取り組ませる。

考察の書き方を示し、自分の考えをもてるように促していく。

社会

 

・授業や社会科見学で得られた情報の要旨を成果物に表現することが苦手な児童が多い。

資料の読み取りが困難な児童が数名いる。

○問題解決の過程の中で、必要な情報を集め、分かったことを自分なりに表現できるようにする。

・情報の要旨を掴めるように、メモの仕方や情報を精査することを意識させて活動に取り組めるようにしていく。

資料の読み取りを授業で繰り返し行い、どの情報を読み取るのかを意識させるように声かけをする。

 

音楽

 

 

・伸びやかに身体全体を使って歌う児童が多いが、自然で無理のない美しい歌い方を身に付けさせたい。

・リコーダーへの関心はかなり高いが、細かい技能が追いついていない児童が一割ほどいる。

○リコーダーの学習において、指使いや息のコントロールやタンギングなどの基礎的な技術を身につけさせることを重点目標とする。

・姿勢の工夫や、色々な歌い方を試してみることで、曲想にあった表現を身に付けさせる。

 

・吹き方のよい例と悪い例を演奏で示し、ちょうど良い息づかいやタンギングに気づかせる。

 

図工

 

・発想力が豊かである。

・感じたことや思ったことなどイメージしたことを表現することができる。

○友達の活動を称賛し、さらに表現力を身に付けていく。

作り方、材料の活かし方など造形的な観点からイメージしたものを形にしていく。

・造形遊びを通して、材料を組み合わせたり、切ったり、形を変えたりなどをして表現力を高めていく。

体育

 

・チームでの活動において、勝敗にこだわりり過ぎ、動きのポイントや仲間へのアドバイスがあまりできていないことがある。

・活動のふり返りを苦手にしている児童が多い。

○運動の目的をもって活動に取り組み、他者を認め合おうとする態度を育てる。

・毎時間のめあてを意識して活動に取り組むようにする。また、学級で取り組んでいるソーシャルスキル向上の取り組みも関連付けて勝敗にこだわり過ぎないように指導していく。

振り返りの時間を必ず設け、良かったところをクラス全体で交流する。また、次回気を付けることなどを考えられるようにしていく。