令和2年度 授業改善プラン | 5年 |
教科 |
・児童の課題 ○重点目標 |
具体的な授業改善策 |
国語 |
・自分の考えをノートに書いたり、出来事や説明、思いを作文で表現したりすることに苦手意識がある。 ○相手に自分の考えや思いをすすんで伝えることを重点目標とする。 |
・自分の考えなどをノートや作文に書き表す機会を多く設定し、それを積極的に称賛する。 ・ペアやグループ、全体で自分の考えを伝え合ったり、新しい意見を作り上げたりするなどの言語活動を充実させる。ロイロの活用 |
算数 |
・学習への取り組みがやや雑になってしまう傾向がある。 ・考えを説明することが上達しつつあるが、聞いてさらに自分の考えを深めるところまではいたっていない。 ○課題に対して自分の考えを説明し、友達の説明を聞いてさらに自分の考えを深められるようにすることを重点目標にする。 |
・文章を読む、話を聞く、ノート(PC)に書く、学習の用意を確実にすることを徹底する。 ・自分の考えを説明する時間を確保する。 ・友達の考えを聞くときに、何を聞き取ればいいのかをはっきりさせる。 ・問題解決的な学習の時には,自分の考えを分かりやすく説明させるとともに、子供たち同士での意見交流の場を確保する。 |
理科 |
・理科への興味・関心はとても高い。 ・学級全体を見ると意欲的に取り組んでいる児童が多い。 ・今やっていることは理解しているが、それらが生活などに繋がっていない。 ○問題解決学習の流れに沿った授業を展開し、科学的な事象の理解や実験技能の定着を図り、自分の考えを表現できるようにすることを重点目標とする。 |
・実験や体験学習を確実に行う。また、実験の手順や、結果のまとめ方などを丁寧に指導していく。 ・端末等ICT機器を適宜用い、科学的事象の理解や実験技能の定着を支援する。 ・問題解決の過程を提示し、どの単元でも流れに沿って授業を展開していく。 ・結果を読み取る時の視点を明確にし、自分の考えを表現できるようにする。 |
社会 |
・資料から必要な情報を読み取り、課題を把握したり、解決したりする力が十分とはいえない。 ○資料を読み取り、選択、活用できるようにすることを重点目標とする。 |
・資料から課題を見出したり、資料をもとに課題を解決したりする活動を展開する。 ・言語活動を中心とした授業展開を工夫し、対話的な学びを取り入れる。 |
音楽 |
・授業を通して表現や鑑賞の授業全般に様々な気付きがある学年ではあるが、児童によっての習熟度に幅がありすぎるため、差をうめていくことが重要である。 ・表現をどのように工夫したらよいか考える ことが難しい。 ○音楽表現について関心をもち、主体的に表現をしたり、どのように表現を工夫したらいいか考えたりすることを重点目標とする。 |
・支援が必要な児童のために、「音楽要素表」や教室内の掲示を工夫する。また、授業へ向かう態度、気持ちを再確認し、集中して音楽を学習できる雰囲気をつくる。 ・全体の場で聴き合ったりアドバイスをしたりする時間を設ける。 |
図工 |
・これまでに蓄積した表現方法、考え方、技法などを総合的働かせた題材を中心に取り組み、力は付いてきている。 〇造形的な視点について、材料や用具を活用し、表し方などを工夫して、創造的につくったり表したりすることができるようにする。 |
・場の構造化を図り、誰もが使いやすいように道具を配置する。 ・時間がかかる制作については、行程表をつくるなど進度差の改善に努める。 ・単元の導入を工夫し、作品のイメージを掴みやすいようにする。 |
体育 |
・積極的に運動をする児童が多いが、運動のポイントを意識したり、友達と教え合ったりして取り組む姿があまり見られない。 ○友達との協働的な学びを通して、運動の楽しさを味わわせることを重点目標とする。 |
・掲示物やワークシート、映像などを活用して運動のポイントを視覚的にとらえやすくする。 ・教え合いやグループ学習の場面を設定し、友達のよさを共有したり、工夫や改善点などを伝え合ったりする活動を取り入れる。 |
家庭 |
・調理や裁縫の技能は、個人差が大きい。家庭で手伝い経験の少ない児童は、基本的技能の定着が不十分である。 ○家庭生活の大切さに気付き、主体的に学習しようとすることを重点目標とする。 |
・家庭生活への関心を高めるために、生活に関する実践的・体験的な活動を充実させる。 |