令和2年度 授業改善プラン | 6年 |
教科 |
・児童の課題 ○重点目標 |
具体的な授業改善策 |
国語 |
・語彙力が乏しく、語彙がわからず、内容が理解できていないことがある。 ・文章を書いたり、言葉で分かるように説明したりと、考えていることを表現することに苦手意識がある。 ○語彙に関心をもたせ、生活の中で様々な語彙を活用し文章を書くことや発言する機会を多く設け表現する力を高めることを重点目標とする。 |
・様々な文章に触れるプリントに取り組ませ、言葉の意味や使い方を理解させる。 ・自分の考えをノート(PC)に書く、友達に説明する等の表現活動を多く取り入れる。 |
算数 |
・既習事項の定着が甘い児童が多くいる。 ・考える活動にはとても意欲的だが、順序立てて考えることができずに、意見交換しても話し合いの論点がずれてしまう。 ○基礎基本を徹底して指導し、最低限のことはできるようにする。その上で、既習事項を活用して論理的に考える方法を繰り返し指導し、自力で課題解決する力を育む。 |
・じっくりコースでは、前の時間に学習したことを自分で説明しながら、次の時間の学習へとつなげられるようにする。 ・ばっちりコースでは友達の考えを聞くポイントを明確にし、自分との共通点や違いを見付ける力をつける。 ・文章問題を考えるときには数直線等の図をかきながら考えるようにさせる。 ・練習問題を繰り返す。 |
理科 |
・理科への関心・意欲は高い。 ・今やっていることは理解している様子が見られるが、それらが生活などにつながっていない。 ・知識及び技能の習得に偏りがある。 ○問題解決学習の流れに沿った授業を展開し、科学的な事象の理解や実験技能の定着を図り、自分の考えを表現できるようにすることを重点目標とする。 |
・実験や体験学習を確実に行う。また、実験の手順や、結果のまとめ方などを丁寧に指導していく。 ・端末を適宜用い、科学的事象の理解や実験技能の定着を支援する。 ・問題解決の過程を提示し、どの単元でも流れに沿って授業を展開していく。 ・結果を読み取る時の視点を明確にし、自分の考えを表現できるようにする。 |
社会 |
・覚えるべきことが知識として定着していない子が多い。 ○社会科における見方・考え方を具体的に提示し、毎時間の始めに復習問題を出し、見方・考え方の定着を図ることを重点目標とする。 |
・児童が興味をもてるように絵や写真、年表など提示し、それらの資料からわかることを発表し合い、読み取りを深めるとともに、覚えるべきことをノートにまとめさせる。 |
音楽 |
・音楽を楽しむことができているが、どのように音楽を表現しようか自分の意見をもち、自分なりの表現を目指すには至っていない。 ○歌詞や曲想から、どのように音楽を表現しようか思考錯誤し、実際に音にして演奏することを重点目標とする。 |
・ワークシート等を活用したり、音の高さや曲の特徴がわかるような掲示物を工夫したりすることで、児童に伝わりやすくする。 |
図工 |
・これまでに蓄積した表現方法、考え方、技法材料などを総合的働かせた題材を中心に取り組み、力は付いてきている。 〇造形的な視点について、材料や用具を活用し、表し方などを工夫して、創造的につくったり表したりすることができるようにする。 |
・場の構造化を図り、誰もが使いやすいように道具を配置する。 ・時間がかかる制作については、行程表をつくるなど進度差の改善に努める。 ・単元の導入を工夫し、作品のイメージを掴みやすいようにする。 |
体育 |
・自分の課題を理解し、次の時間にその課題を克服できるような活動に臨める子が少ない。 ○反復練習を行い運動技能を身に付けさせ、自分の力を知り、自分の課題を設定し、解決する力を養うことを重点目標とする。 |
・毎時間自分の目標を設定し、授業の最後に振り返りをさせる。 ・教え合いやグループ学習の場面を設定し、友達のよさを共有したり、工夫や改善点などを伝え合ったりする活動を取り入れる。 |
家庭 |
・家庭での生活経験の差によって技能の個人差が大きい。 ・学習したことを必要な知識として日常の生活に生かそうとする児童が少ない。 〇家庭の一員であるという自覚をもち、衣食住についての基礎的な理解を深め、必要な技能を身に付けることを重点目標とする。 |
・家庭での生活を具体的に想起させ、常に学習と実生活を関連させた授業を展開することで、学んだことのよさに気付かせる。。 |